[008te]甲斐裕二⇄松本裕土

みんなで271te project

008 担い手)諏訪中学校卒業生 甲斐裕二さん

008 未来手)日吉小学校5年 松本裕土くん


担い手008 甲斐裕二


ご紹介

グラフィックデザイナーとして看板やチラシなどを作られており、

さらに、六ツ門まるごと市の店長をされている甲斐裕二さん。

諏訪中学校の1998年度の卒業生でもあります。


諏訪中校区の思い出

裕二さん 「水の祭典にふんどしで出て神輿を担いでたよ。」

ゆうとくん 「自分も、水の祭典に出たことあります!」

裕二さん 「あ、あと子供会でソフトボールやドッチボールなんかもしたな。いつもなんしよると?」

ゆうとくん 「校区の運動会とかでてますよ!カタチの森とか東町公園とかでも遊んだりしてる。あとは、学校内で書き損じはがきを集めたり、リサイクル活動をしたりしてる。ん~、あとは”鼓笛”。”鼓笛”でトランペットを担当してて、校歌を弾いたりしていて完璧に弾けるようになりたい。」

裕二さん 「アクティブやねぇ~。校区の運動会ってあったなー。懐かしい。子どものころ

は新聞集めてたり、今は少なくなったけど空き地があったとよ。その空き地でサッカーしたりして遊んでたなー。騒ぎすぎて水をかけられたりしたな。こういうことで”大人”を学んだ気がするよ。今思うと、季節を自然を通して体感してた気がする。そう考えると、今の子どもたちは人が作ったもので季節を体感してるんじゃない!?季節ってどう感じる?」

ゆうとくん 「夏はクーラーとか扇風機を使うと熱いなーと思ったり。。。」

二人の会話で諏訪中校区の町並みの変化がわかるとともに、今なお残る思いでがつながっていることを感じれるのではないでしょうか。


ゆうとくん 「どんなチラシを作ったの?」

裕二さん 「これまでは利益を上げるためのチラシを作ってきた。多くの人に知ってもらうためにね。今はKUHONで“人”を知ってもらうためにチラシを作ることが多くなってきた。裕土くんはチラシとか見る?そのチラシ信用できる?」

ゆうとくん 「信用というか面白そうだなー。子どもが楽しくて、大人も子どもも楽しめるもの。あ、大道芸人のチラシとか。グランドホールで開催されてるものとか。」


あなたの担い手は何ですか?

「可能性を広げる手」

僕は、21歳からデザインの仕事をしていて。父親が公益財団法人だったので市のイベントを父親がしていたし、自分はそれを見ていた。年を食うごとに父親と一緒に仕事ができればと思うようになった。たまたま、デザイナーになって父親の会社の看板とチラシを作った。今は媒体を作ってるとゆうより地域(商店街)の雰囲気作りだったり、地域とモノ、コト、ヒトをつなぎ地域資源を活用した取り組みをしています。祭り事や伝統的な事、人もそうですし自然も無くなったり減ったりで大切なコト、モノ、ヒトを失ってるような気がします。自分達の暮らしを豊かにし楽しんで生活できるように、子どもも大人も「自分達の地域を編集デザイン」していくことが担い手になるのかな。


未来手008 松本裕土

裕二さん 「夢はあった?」

ゆうとくん 「サッカー選手になりたいなーとかいろいろ思ったことがあるけど、今は夢を探してる。でも、大人になったら車を運転してみたり、自分の子どもと遊んだりしてみたいなーと思う。いろんなことを知ってる大人になりたい。」

一同 「へ~。しっかりしてるな~。」笑顔


最近、地域の子どもと向き合える時間が仕事でもあります。本当に学ぶ事ばかり。意外と僕らの世代より自分の事を考えてるしっかりしるし大人びてる。もっともっと子どもらしくていいのにと思うコトもある。子ども達にもっと希望と夢を与える大人になり子ども心をわすれず生きよう。

つながりが新たな可能性を生み出している。ありがとう。

甲斐裕二

最初はどうなるかなと思ったけど、どんどん話していくと緊張が解けてきた。知らない人と話すことは時間が長く感じるのかなと思ってた。でも時間が長く感じなかった。こんな感じで仕事をするんだと思った。いい経験も自分が大人になっていろんなことをやっていくんだろうな。楽しかった。

松本裕土



writing/cm SoudaTakumi

みんなが「 271te 」プロジェクト

多様な個性を活かせる社会づくり。その個性の上で次世代の担い手とは、一人一人の個性ではないか? 子どもたちにとって豊かな暮らしとは何か? 社会が活かしきれずに損失している子どもたちの個性という可能性を探る。

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