[003te]江口智子⇄池尻由佳

みんなで271te project

003 担い手)元諏訪中校区在住 江口智子さん

003 未来手)久留米大学3年生 池尻由佳ちゃん


担い手003 江口智子

ご紹介

諏訪中校区内の松柏保育園、西国分小学校にお子様が通われていて、現在はお引越しされ上津校区へと。子育てをスタートした13年前。諏訪中校区の思い出といえば、子育てに奮闘し、人との繋がりができた場所。

智子さんのお仕事は介護士。長年介護に携わることで様々なことを学ばれたと言います。

今回、未来手が大学生ということで、対談の内容も深い会話にまで行き届きました。


諏訪中エリアの想い出

堂女木池のお祭。カウントダウンしながら始まる花火に「おお〜」って歓声が上がるんですが、引っ越した今でも毎年行きますね。

「夏やな〜」って毎年感じさせてくれるのがこのお祭りです。

長女が6年間通った小学校の隣にある堂女木池で親子で遊んだ思い出がたくさんありますね。

あの場所を大事にしていてほしい。このまま残してほしい。

みんなが行けるし、集まれるし、自然もあるし、久しぶりに会える場所。

私にとっては、楽しかったことも、大変だったことも。色々と思い出が詰まっているこの池が諏訪中校区での一番の思い出の場所かな〜。

これから

自分の好きなとこに色々行ってみたい。ディズニーランドとか、どんこう列車で「テレ〜っと」「ぼーっと」温泉行きたい!

毎日バタバタだけど、今しかできない子育てを楽しんで行きたいし、仕事も大変なこともあるけど毎日が勉強で。でもそんなバタバタも自分らしいな〜と思ってて。

しっかり働いて長期でどっかへ旅行行こう〜!!って夢を持って頑張って行きます!!

智子さんの夢は、今まで行ったことがないところ。行きたかった場所に行くこと。

ニコニコと微笑みながら教えてくださいました。

その行きたい場所には、全て「子どもと一緒に」

子ども達がもっと成長し、親離れするのは寂しいけど、一緒に色んな所に行くこと!というこれからの夢は、母としての子ども達への愛が溢れていました。



あなたは何の担い手ですか?


誰かの手助けができるような、そんな担い手であっていたいな。

介護の仕事をしながら、今、日本はお年寄りがどんどん増えていて、病気になったり、思うように思考や身体がが働かなかったり、家族との関わりも減っていたり、色んな環境でいる人たちがいる。と改めて感じることがあって。

自分の身体が動く元気なうちは、誰かの手助けをしたい!できることはしっかりやりたい!と思っています。

私も今まで出会った人たちに支えられていたから、私ができることで、誰かを手助けしていきたいですね。

介護士としての誇りと、自分が何が出来るのか。今、何を優先すべきか。

智子さんのお話を聞いていて、自分のやるべき選択基準と責任をしっかり持ってある方だなと思いました。

「手助け」

担い手という言葉の解釈は、人によって捉え方が違うかもしれない。でも、「手助け」できる人でありたい。その言葉自体が「担う人」の象徴ではないか・・とも感じました。


未来手003 池尻由佳

あなたは何の担い手になりたいですか?

自分を表現できる。

自己表現の場を作る担い手。

最初に気軽に踏み出せる場所。

好きな場所で夢を叶えられるように。

まちで暮らす人が自分のやりたいことを実現できる空間を作りたい。

ハンドメイド雑貨や絵を売れるチャレンジショップや駆け出しのバンドマン向けのレンタルスタジオ、みんなが自由に使えるフリースペースなど。

人がくつろげるような場所を提供できる人になりたい。

それによって誰かの人生を手助けできる存在になることが私の夢だ。


大学生とは思えない対応力をお持ちの由佳ちゃん。

不動産業に興味を持ち、学生の間に学べること、経験できることを!と様々なチャレンジをされています。

きっと、由佳ちゃんの思い描く未来は、今自分が真剣に向き合ってきたことで必要だと感じている居場所作りなのではないかと思いました。

江口智子(ninaite)⇄池尻由佳(miraite)

対談を終えて


今回、改めて「あなたはなんの担い手ですか?」の質問に、今までは毎日ただただ忙しく一日を終えていた自分を見直す事が出来ました

自分が地域や社会にとってどんな役割をはたせるか?

大した事は出来ないけど、やっぱり、子供達に自信を持って自分の姿を見せる事が自然と地域の担い手になれてるのかなあ…と思いました。

江口智子

自分のお子さんだけでなく周りの困っている人を助けたいという想いを持つことは簡単そうに見えて難しいことではないだろうか。

江口さんの今の担い手で在りながら、等身大の人助けの姿を見せることはまだ担うことを知らない子どもたちが学ぶきっかけになっていると思う。

江口さんの自分のできることをやるといった考え方こそが次の世代の担い手を育てる秘訣だと感じた。

池尻由佳

writing/cm NakamuraMichico

みんなが「 271te 」プロジェクト

多様な個性を活かせる社会づくり。その個性の上で次世代の担い手とは、一人一人の個性ではないか? 子どもたちにとって豊かな暮らしとは何か? 社会が活かしきれずに損失している子どもたちの個性という可能性を探る。

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