【012te】浦川康弘⇆内田翔太

みんなで271te project

012 担い手)浦川康弘 -KUHON-

012 未来手)内田翔太 -金丸小6年生-


浦川「浦川康弘(ウワカワヤスヒロ)と申します。ここ商店街の中のKUHON(クホン)と言うお店で筑後川流域エリアで選び抜かれた商品を売ったり、商店街沿いにおいてある古本を売ったりしています。」

しょうた「内田翔太( ウチダショウタ)と言います。金丸の6年生です」


浦川「しょうたくん。夢とかないのか?」

しょうた「夢(笑)まだ、とくにないです!」(※どうやら友達にはDJとかゲーマーとか言っているらしい)

浦川「そうかぁ〜!」


しょうた「おじさんは僕くらいの頃、どんな遊びをしてましたか?」

浦川「ん〜。しょうた君くらいの頃は、どんな遊びをしてたかな、、、。昔はドッチボールやサッカーや、野球やってたなぁ。しょうたくん達は、どんなことやってるの?」

しょうた「塾とかアスリートクラブとか?」(※どうやら友達とはゲームをやっているらしい)


担い手トーク

浦川「担い手ってなんと思う。」

しょうた「正直わからないけど、イメージではベテランって感じがする。」

浦川「そうか〜。ベテランか!? おじさんは、担い手って聞いたら、自分が一番好きなことを、自分が中心となってやる人のことだと思ったな。」

しょうた「ヘェ〜!」

浦川「おじさんで言うと、こうやってKUHONってお店に自分自身で立って、商品を売っているだろ? それは誰かに楽しんでもらったり喜んで欲しいって思っているんだ」

しょうた「そうなんだ〜。」

浦川「しょうたくんが、最近楽しいって思ったことって何かあるかな?」

しょうた「最近で言うと、ハイキュー!!見てた時とか、友達とゲームしてた時かな〜。」

浦川「ハイキュー、、、?まぁ、なんにせよ楽しみながらやって欲しいんだ。」

しょうた「うん!うん!楽しみながらね〜。」


浦川「おじさんで言うとね。このお店を通じて街の人に触れて、会話して挨拶したり声かけしたり会話をすること。人と人って、人それぞれの考え方だから対話が必要なんだ。

しょうた「そうなんですね〜!あ。そういえば!最近社会の学習で日本国憲法を習ったときに、国民が中心となって憲法をつくっていき、いじめや差別がなくなっていけば僕は楽しいかなと思った。」

浦川「すごいなぁ!憲法を学んでるのか?なんか難しそうだな。」

しょうた「法律は、まだまだダメな部分もあれば、すごく良い部分もあるらしくて、それはみんなが みんなで納得するようにつくらないといけない。ってことを学んだ

浦川 「ははは〜!そうか!いやぁ〜。おじさんの方が勉強になってるなぁ〜。確かにそうなんだよね。おじちゃん達みたいに『これまでを生きてきた時代』と『これからを生きていく時代』でルールを決めていかなきゃな!」

しょうた「うん!そうそう!そういうのなんか楽しいよね!

(取材クルー含めて一同笑い)


はじめての人との対談ということで、最初は翔太くんも気を使っていたように「まだ、とくにないです!」「テキトーに。(笑)」などと話していたが、浦川さんがお店になぜ関わるのか?や、自分のやりたいことを楽しくやる。という熱意に、1時間もないほどの大変短い時間ではあったが、どんどん二人の距離が対話によって縮まっていくプロセスを感じました。また話はなぜか憲法の話にまで膨らみ、終盤の『これまでを生きてきた時代』と『これからを生きていく時代』でルールを決めていかなきゃ!という言葉に二人が共通認識を持ち、同意していたことに、このプロジェクトの意義である、まずは担い手という言葉の認識を、双方で擦り合わせていく必要性を感じた。


最後にもう一度

「これまでを生きてきた時代」と「これからを生きていく時代」でルールを決めていかなきゃ!」


writing/cm okina masahito

みんなが「 271te 」プロジェクト

多様な個性を活かせる社会づくり。その個性の上で次世代の担い手とは、一人一人の個性ではないか? 子どもたちにとって豊かな暮らしとは何か? 社会が活かしきれずに損失している子どもたちの個性という可能性を探る。

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